ツイッターで毎日新聞社の記者をかたり、虚偽の投稿をして同社の業務を妨害したとして、警視庁が京都市北区紫野泉堂町、無職辻井久司容疑者(58)を偽計業務妨害の疑いで逮捕していたことが同庁への取材でわかった。逮捕は10日付。
麴町署によると、逮捕容疑は昨年4~6月、ツイッターで「毎日新聞社大阪本社記者」をかたり、芸能界に影響力があるかのように装って、女性タレントらに「お前の芸能生活僕がつぶす」などと複数回投稿。毎日新聞社に苦情対応などを余儀なくさせ、業務を妨害したというもの。調べに対し、容疑を認めているといい、警視庁は動機を調べる。
昨年6月、毎日新聞社が同庁に相談。投稿の解析を通じて辻井容疑者が浮上したという。同社の社長室広報担当は「悪質ななりすまし事案であると判断しており、捜査の推移を見守っている。既にツイッター社にはなりすましである旨連絡し、対応を求めている」としている。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル